湯平温泉場活力創造事業 共同温泉改修事業

 金の湯改築 ’08
  

 ・大分県由布市湯布院町湯平
 ・2008年3月完成
 ・鉄筋コンクリート造(減築)
 ・共同温泉、集会場
 ・174.47㎡

 ・設計監理
  意匠:有)山口隆史設計室
  構造:牧博史構造設計事務所
  設備:有)河野設備設計室

 ・施工:有)菅家工務店


 当該施設は、湯平地区五つの共同温泉のうち最も川上側に位置する。

 前々年(2006年)、当事業で改築工事を終えた金の湯飲泉場に隣接しているが、飲泉場、「金の湯」温泉を一体化した空間として利用出来る事は、地域住民にとっても、外来の温泉客にとっても、より居心地の良いスポットとなるだろう。

 これまで平面的にも立体的にも、明治橋橋詰の景観形成上、決して好ましい美観となっていなかったが、飲泉場リニューアルの延長として当該施設のリニューアルを行う。

 1階温泉場は従来通りの利用形態とし、暗く汚れの目立つ内装は一新する。配管類も一新し、温泉の管理やメンテナンスをしやすいものとする。

 2階はこれまで集会室と湯平温泉事務所として使用していたが、金の湯温泉の休憩所とし、集会室としても使えるものとして、内部を板の間とし一新する。

 入口も飲泉場屋上からアプローチ出来るものとして、明治橋上から容易に認識できるようにする。

 外装は、撤去すべき所は撤去し、単純明快な形態とし、寄棟の木造屋根をつくり、すっきりそたものとする。

 飲泉場と一体化した橋詰空間の好ましい景観形成と共に、前年(2007年)改築した「中の湯」との連続性も強まり、湯平の共同温泉文化の再現が期待される。


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